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設立趣旨 |
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日本茶は、日本人の生活に欠かせない飲料で、味や香りの素晴らしさとともに、人をもてなし、和やかに交流する中で、大切な役割を果たしてきました。
ところで、近年のグローバリゼーションなどで私たちは世界の食材を食することができるようになりましたが、一方で、食の画一化・均一化が進み、緑茶消費量も減少してきました。ペットボトル緑茶が販売量を伸ばし、緑茶への関心の高まりを契機として、リーフ茶の消費を喚起することが大切と考えています。
現代社会では、急須を持たない家庭が増えています。急須で淹れるリーフ茶は、私たちにゆとりや癒し、楽しみをもたらしてくれる、素晴らしい飲料です。私たちは、多くの人に、この日本茶の素晴らしさを発見していただきその魅力を実感していただくことが大切であると考えています。
私たちは、京都府内随一の栽培面積、生産量を誇るこの和束町を拠点として、茶摘み体験や茶の製造見学を行うとともに、おいしいお茶の淹れ方教室などの開催を通じて、来町された方々に日本茶の魅力を発信することにより、少しでも日本茶の魅力に触れていただきたいと考えています。
さらに、平成20年3月21日、和束町の茶畑風景が山城地域を代表する生業(なりわい)景観として、京都府の文化的景観に選定されました。文化的景観とは、人々の生活や生業によって作り出された景観地のことで、地域文化や伝統・習慣等を次世代へ継承するものです。 和束町の先人達から受け継がれてきた生産技術など茶業の継承、宇治茶主生産地としての誇りなど、あらゆる面からお茶作りに取り組んでいる生産者の努力も発信することにより、宇治茶の生産振興や茶業を取り巻く地域の振興に貢献するため、本法人を設立することとしました。 |
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活動目的 |
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広く一般に対して、日本緑茶宇治茶の更なる普及に関する事業を行い、歴史ある日本茶文化の継承と、新たなる茶の飲用文化を創造し、広く社会の健康と文化及び教育の向上に寄与することを目的とする。 |
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役員 |
理事長 |
松石 三重子 |
副理事長 |
藤井 孝夫 |
副理事長 |
北 恭子 |
理事 |
村田 範子 |
理事 |
大西 典子 |
監事 |
濟藤 正広 |
監事 |
馬場 正実 |
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